Liang Shuang Exhibition “East・North”

梁爽写真展「東・北」
2017年3月7日(火)〜3月12日(日)Open 12:00-19:00

東京と北京、二つの都市、二つの国の首都。
北京出身で東京暮らしの私にとって、二つの都市には各々の意味がある。
写真でこの二つの都市生活を記録する事は私の義務である。
写真の歴史を見ると、路上写真は生活状態や時代特徴を記録する一つのジャンルであり多くの写真家達に愛されてきた。
北京、郷愁、離れて独立したかったけど逃げられない存在。
東京、現代都会、豊かな文化雰囲気に入り込みたかったけどなかなかできない。
「東・北」プロジェクトを撮り続けている間に二つの都市のそれぞれの意味がどんどん私の心に湧き上がってきた。
東京と北京を愛している。
そこに住んでいる人達も愛している。

profile
1990年 北京生まれ
2011年 北京城市学院卒業(広告デザイン学科)
2011年 ロモグラフィー北京支社勤務(~2012)
2017年 東京ビジュアルアーツ専門学校卒業見込み

ゼミ生の連続展、二人目は「アメリカンカジュアル・チャイニーズ」の梁爽(Liang Shuang)くん。とても写真好きで勉強家の彼は1年次から、135mm、ブローニー、4×5インチと様々なカメラを使いこなし、その都度変化した作品を作り続けてきた。
その中から、今回展示するのは135mmカメラによる東京と北京のストリートスナップ写真。以前、写真評論家の飯沢耕太郎氏が写真家のエリック(香港出身)の作品を「彼が撮るとどの街でも香港に見えてしまう」と評したことがあるが、梁爽くんの撮った東京も北京も、どちらの写真がどちらの都市かわからなくなる。「中国らしさ」「日本らしさ」「作者らしさ」の境界と混沌をご高覧ください。
会期中、終日作者在廊して皆様のご来場をお待ちしております。忌憚なきご意見を聞かせていただけましたら幸いです。日本語でも中国語でも英語でもオッケイです。

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