ヨゼフ・クーデルカの撮った自分の足の写真。
セバスチャン・サルガドの「靴はカメラより大事だよ」という言葉。
写真を撮ることと、歩くことは二而不二であると常々から思っている。
「足で写真を撮る」というと、なんだか変態っぽい仕草を思い浮かべるかもしれませんが、
僕はやはり「足で写真を撮っている」のだと認識しています。
歩いて、歩いて、歩いて、、、目的地なんかなく、ただただ歩き続ける。
仕舞には自分が誰で、ここが何処で、何の為に歩いているのか、すべて忘却する。
疲れ果た肉体を立ち止まらせた時、ふと見上げたのは静止した光景。
すべてを忘れ、何者でもなくなった自分が獲得した世界。
・・・なーんて。そんな感じで年がら年中、半ズボンはいて「我が足」を主張しています。
LOVE GRAMICCI