有元せんせー

先日は、僕が非常勤講師を努める東京ビジュアルアーツで、久々の授業があった。
試験休み明けの今週から後期の授業になり、それに伴い一年生対象のゼミもスタートした。
初めてのクラスでの講義は非常に消耗する。自分自身のゼミともなるとなおさらだ。

午前九時から午後九時まで、一日中講義や実習をして、
終了後は、いつものように学生達と居酒屋で一杯ひっかけて帰宅。

かるくホームページの更新作業をしてからベットへ。
酔いと疲労感でぼんやりとした頭で、学校での出来事を振り返ってみる。
すると、過去に関わった学生達の顔が浮かんでは消え、また現れる。

早いもので七年もの間、週に二日間のこの仕事を続けている。
その間、どれだけの学生達と関わってきただろう。
「来年はここにいるかな?」
と毎年のように思いつつ、長い間続けられてきたのも、熱心な学生の要求や期待があったからだと思う。

そしてまた、新しく出会った学生たちの真摯な顔をながめながら、話す声が徐々に大きくなってゆく。
連綿と続く関係性のなか、今の自分にしか出来ない事を考えている。

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