POWERFUL!

先日は朝からビジュアルアーツで授業の日。
午後の授業が休講になったので、ぽっかり時間が空いた。
あたたかな青空の下、自転車に乗って銀座方面へ写真展巡りにでかける。

最初に立ち寄ったのはフジフォトサロン。こちらは東京ビジュアルアーツの卒業制作展。僕のゼミの学生も数名出品していました。隣のスペースでやっていた東京総合写真専門学校の卒業制作展も見たが、グループ展ってなんか落ち着いて見れないな。一人一人のスペースも少ないし、それぞれの作品を個展で見てみたい。
次は外堀通りを下ってガーディアンガーデンへ。こちらでは「ひとつぼ展」が開催されていた。こちらもグループ展。

そしてニコンプラザ銀座でおこなわれている北島敬三写真展「USSR1991」へ。
photographers’ gallery pressで既に写真は見ていたが、六十数点のプリントに囲まれると、これがまた圧巻。
カラーポジの強烈な色彩が写し出す、繁栄の絶頂をとうに過ぎた国家の風景。
この後におこるソビエト崩壊を受け入れるしかなく、ただそこに立つ人々の確実な存在。
そして北島敬三さんは、その世界に陳腐な感情移入などすることなく、恐ろしいほど冷徹なまなざしで現実を切り取っている。
ペロリと剥がされて、瞬間冷凍されたかのような世界の表層が圧倒的に写真だ。

あの名著「A.D.1991」と同じ時期にこのような作品も作っていたのか。
パワフルだ!

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