知り合いの写真家の喪報を聞いた。
彼とはそんなに親しかったわけではないが、撮影中の路上で遭遇することが多々あって、その度に少し立ち話をした。
当然二人とも首からはカメラがぶら下がっており、話しながらもお互いにソワソワしていたのをよく憶えている。
僕の写真展にも度々足を運んでくれて、その時は本音で語り合った。
元旦、撮影中に亡くなったらしい。
貫禄ある風貌の彼だが、聞けば僕よりも二つ年下だ。なんと早過ぎる死だろうか。
内野雅文さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
2008年1月7日 有元伸也
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どうもご無沙汰です。
内野雅文さんの作品、とりあえずネットで何点か拝見。
ケータイ、カガミ、など好い瞬間捕らえてますね。
風景に接するとき、自分が鏡の中にいるような、
はたまた鏡の中の風景を覗き込んでいるような、
そんな錯覚を覚える事がありますが、
内野さんの何点かの作品は、正にそんな匂いがしてきた…
ミラーを感じる写真だなあって思いました。
もう内野さんの新しい作品が生まれる事はない訳ですが、
有元さんが紹介された事で、作品に触れる事が出来ました事、感謝します。
写真家は生きてるうちだけですね。一枚でも多く残すとしましょう…
by myu.