城市之光 2010年1月17日 現在、拍攝在後的第二天、我很喜歡在此期間,一盞路燈點亮的時間段。 空の明かりと街の明かりが等価になったその刹那、いままでに訪れた場所のどこかであるような、またはここでもないようなファンタジックな世界を感じるからだ。空の明かりはビルを照らさず、ビルの光も空を照らさない。相殺された光の中、前も後ろも上も下も消え失せた世界が顔をもたげる。ほんの短いその時間、僕はこの世界の真ん中で、一日に撮った写真を反芻しながら心の旅を楽しんでいる。