HITOSHI TOYODA VISUAL DIARY

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僕の夏の風物詩、写真家トヨダヒトシさんのスライドショーに参加してきました。今回は大好きな美術館でもある原美術館の中庭での開催。
トヨダさんのスライドショーを初めて見たのは、もう10年以上前のこと。その未知の映像体験に衝撃を受けて以来、関東近郊で開催されるイベントにはできる限り参加してきた。2012年以降は拠点をアメリカから日本に移されたので、今後も参加する機会が増えると嬉しい。
今回の上映タイトルは「spoonfulriver」。以前にも見た事のある作品だが、上映の度に構成が変化するので、いつもまっさらな気持ちでスクリーンに向かえる。1時間半に及ぶ静寂の中、暗闇の中に現れては消えてゆくトヨダさんの足跡、丁寧な視線を追体験する。上映中、遠くから響いてくる電車の音、押し寄せては引いてゆく蝉時雨、時折スクリーンを揺らす柔らかな風、そのスクリーンに注がれる観客の視線達。会場と周辺の環境が映像と混然となって創り出す、自分もその中にいれるという事を幸せに感じる稀有な作品。今回もよい体験ができました。ありがとうトヨダさん。

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