七夕の夜に警察

先日、警察署から電話があった。『盗難された青い自転車について』という内容だったのですが、すぐにはピンとこなかった。なぜなら僕の青いC40ちゃんは、今まさに目の前にあるからです。
話しを進め、記憶を手繰り寄せると思い当たるふしがあった。しかしまさか!?
電話口の警察官に車種を尋ねると間違いないようだ。4〜5年の時を経て、僕の青いPEUGEOTちゃんが見付かったのだ。

そして本日ギャラリークローズ後、昔の恋人に会いに行くかのような気分で高井戸警察署へ。
人気のない入り口をくぐり、受付の警察官にその旨を告げると二階へ案内された。エレベーターの扉が開くと、すぐ目の前に、変わり果てた姿の僕の自転車があった。
フレームからハンドル、チェーンなど細部にわたり錆に覆われている。クランクは固着して回らない。当然のようにタイヤはパンクしている。
えーっと、電話では走行可能と聞いていたんですが・・・。

「これ、走れないですよね。」僕が呟いた。
「そうですね。」警察官が申し訳なさそうに答える。
ボロボロになった自転車を眺めて、しばしの沈黙。

結局、廃棄同意書に捺印。パトカーで自宅まで送ってもらった。

サヨナラPEUGEOT。サドル位置から察するに、盗んだ奴はかなりの短足です。

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