開場直後のラッシュの後は有元ブースもゆったりした動き。それとは対照的に終始慌しく動き回っていたのが湿板写真家のペータさんのブース(Peta Photo Studio)。依頼を受けたその場でガラス湿板を制作、撮影から現像までを行い、画像が定着されたガラスネガをアンブロタイプ写真としてフレームに入れてお渡しするというもの。撮影依頼も絶え間なかったわけなのですが、とにかく一枚撮影するのに手間がかかりすぎる! そしてその完全なる手仕事から生み出される、唯一無二の画像に感動。科学が魔法に近かった時代に思いを馳せる。と同時に、写真がうつるという当たり前が、決して当たり前でなどではなく、先人達の積み上げてきた智恵と努力の賜物であることを再認識しました。ペータさんありがとう!
磨いたガラス板にコロジオンを塗布
パートナーの香菜さん。二人で移動写真館を運営中。
右端のテントがペータさんの暗室。この中で現像作業を行います。
先週まで展覧会を開催してくれた宮本くんとパートナーのうたさんも撮影依頼を。
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当日ペータさんが撮影したTPPGメンバーの甲斐くん一家。
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