写真展終了しました と、テグフォトビエンナーレ

tibetanway_kaijo

昨日をもちまして写真展「TIBETAN WAY」は終了しました。会期中ご来場いただきましたみなさま、写真集をお買い上げいただきましたみなさま、誠にありがとうございます。
今回は旧作ながら、久々のカラー作品の展示ということで、僕自身も新鮮だったし、ご来場いただいた方々からも同じような意見をいただいた。モノクロの作品は撮ってプリントした瞬間から古く見える(悪い意味ではなく、”今現在”と断絶されたタイムレスな印象を受ける)。それに対してカラーの作品は20年近く前に撮影した写真ながら、現在との接点が強いようだ(これは第二次世界大戦前後に世界各地で撮影されたカラー写真、モノクロ写真を見たときなどにも共通して受ける印象である)。会期終了後に改めて会場を見渡し、展示作品を撮影をしていて、その違いを強く感じた。
写真を始めてから今に至るまで、ほとんどの作品をモノクロで製作してきたが、今回の展示を機にカラー作品についても検討してゆきたいと考え始めた。

そして、告知が遅れましたが、先週の9月29日から11月3日まで開催されている「テグフォトビエンナーレ2016」にTPPGからは私有元と、メンバーの甲斐啓二郎、元メンバーの菱沼勇夫くんが出品しています(その他にも過去にTPPGで展示していただいた山崎弘義さん、奥山淳志さん、山下隆博さんなども参加)。僕は「入江泰吉写真賞」の審査日程と、テグフォトのオープニングが重なったため、現地入りは叶いませんでしたが、甲斐くん、菱沼くんは初の海外のフォトフェスティバルを満喫してきたようで羨ましい限りです。
会期中、現地に行かれた際にはお立ち寄りくださいませ。

Daegu Photo Biennale 2016

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