新作写真集「TOKYO DEBUGGER」の印刷立会いのため北海道にある株式会社iWORDの石狩工場に行ってきました。当然羽田から新千歳まで空路を利用するのだが、なんだか飛行機に乗ること自体が随分久しぶりな気がする。現在のところ都民はGoToキャンペーンが利用できないのが残念でもあるが、久々の空港の風景から旅気分が高まります。
今回の写真集の企画が開始したのは半年も前なのだが、周知の通り新型コロナウィルスの影響で打ち合わせや進行は滞り、ようやく印刷段階までたどり着いたのだった。しかしその分レイアウトや装丁、印刷の方向性などについてじっくり時間をかけて考えることができたので、まぁ結果オーライとして前向きに考えている。その事前準備のおかげもあって印刷工程は非常にスムーズ、なんのトラブルもなく作業を進行することができた。
写真集はこれより製本工程に移行し、完成は10月中旬を予定しています。発売の折には手にとってご覧いただきたいです。

広大な敷地を有するiWORD石狩工場。

感染症対策のため印刷機のある工場内には立ち入れなかった。この校正室で仕上がりを確認する。

デザイナーは前二作に引き続き伊野耕一氏、自然光で印刷濃度を確認しています。

写真集のパート間にはドットパターンに変換した写真をシルバーインクで印刷しています。

昼食は工場近くにある「佐藤水産」直営のレストラン「オールドリバー」へ。眼前には旧石狩川が広がる。

旬の秋鮭の親子丼と石狩鍋のセットをいただく。美味い！

印刷はこの上なく順調、北海道グルメも堪能して、ゴキゲンに働くおじさん。

働くおじさんたち。iWORDの浦さん（画像中央）のきめ細やかな対応に感謝したします。