TOKYO ART BOOK FAIR 2021-3

開催は二年ぶり、TOTEM POLE PHOTO GALLERYとしての参加は実に四年ぶりとなるTOKYO ART BOOK FAIR。今年の開催が決まってからも国内の新型コロナウイルス感染者数は増加を続け、8月には都内の一日の感染者は5000人以上に。一時は開催も危ぶまれたのだが、幸いなことに夏以降は感染者数も下降の一途をたどり、晴れて無事の開催となった。東京のアート好き、アートブック好きな人にとっては待ちわびた開催だったと思う。もちろんその気持は出展者も同じ。今年は感染対策として出展者枠は例年の半分、入場者も一日1000人程度に制限しての予約制となった(ちなみに2019年の来場者数は35,000人だったらしいので、1/10程度の来場者だ)。まぁ、そんな感じで規模を縮小しての開催なので、我々としても売り上げ云々はあまり当てにせず、久々のブックフェアの雰囲気を存分に楽しもうという思いで参加した。各回完全入れ替え制のため人の少なくなる時間帯も多かったし、一回あたり2時間15分の時間制限は来場者にとっても短かったと思う。それでもTPPGの有志参加メンバーは積極的に接客し、ブースに足を運んでくれた来場者としっかりとコミュニケーションをとっていた。その成果もあって、前回参加時にはほんの少しだけ及ばなかったものの、この開催条件下としては善戦とも言える売り上げがあった。そして何よりも、過去のフェアなどで顔見知った人たちと、この場で再会できたことを嬉しく思う。完璧な感染対策をとって開催にこぎつけてくれた主催者と、ご来場及びお買い上げいただいた皆様に感謝申し上げます。

TPPGメンバーの宛超凡は、自身の出版社である “STAIRS PRESS” よりの出展。

元TPPGメンバーの菱沼勇夫くんは有元の講師仲間の石川和人くんとのユニット “Let’s be Human” として出展。
何を販売しているのかよくわからない前衛的なコンセプトブース。

様々なブックフェアで遭遇する「公園遊具」の木藤富士夫さん。以前有元も数冊購入させていただきました。

そして国内外のブックフェアで遭遇率ナンバーワンの “T&M Projects” の松本知己さん。彼に会うと「ブックフェアに来た!」と実感するほどです。

国立近代美術館での企画展でご一緒した写真家の村越としやさん。”murakoshi toshiya factory” として有志での出展。

“murakoshi toshiya factory” からは写真家の熊谷聖司さんも参加。最終日には熊谷画伯となって周りの人々を癒やしていました。

そして我々TPPGのブース。店番をするメンバーの坂本陽楊喻雯。物販の自作Tシャツを着ての接客。全体的に黒いです。

手作りのZINEが売れてご機嫌なTPPG新メンバーの大須賀馨。23歳のルーキーです。

TPPGメンバーの田凱は直前にTABF会場内の撮影仕事を依頼されたので、あまり接客できなかったです。働く田くん。

その他にも2019年の “UNFOLD Shanghai Art Book Fair” でご一緒した “RONDADE” の佐久間さんや、パリの “Polycopies” でご一緒したオランダのパブリッシャー “The Eriskay Connection” やスペインの “Ediciones Anómalas” などなど、ナイスなブースと出版物がいっぱいでした。

みなさんお疲れさまでした。

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