名古屋ビジュアルアーツ ファイナルワーク合評会 2023

私が講師を務める東京ビジュアルアーツ、また卒業校のビジュアルアーツ大阪の姉妹校である名古屋ビジュアルアーツのファイナルワーク(卒業制作)の合評会にゲスト審査員としてお呼ばれして、一泊二日で名古屋に行ってきました。名古屋ビジュアルアーツに行くのは2014年の夏合宿に参加して以来、本当に久しぶり。
コロナ禍以降はオンラインで学生がプレゼンテーションを行う審査などもあり、それもすっかり定着してきた趣もある。去年の年末には韓国の写真学生たちのポートフォリオレビューをオンラインで行った。そのように遠い場所や違う国にいても作品講評ができるのは良いところなのだが、やはり対面で作者の生の声を聞きながら作品を見るのとでは伝わるものや感じ方が変わってくる。名古屋ビジュアルアーツの学生たちのプレゼンテーションは上の画像のように審査員と向かい合って行うのだが、話し方や身振り手振りから自作に対する熱量が伝わってきます。また逆に、学生たちからも審査員の表情が近距離で見えるので、シビアな講評や質問などには、頭が真っ白になって固まってしまう場面なども多々ありました。

同席の審査員は写真評論家の楠本亜紀さん。愛知県に居を移されてからお会いしていなかったので、実に15年振りの再会。
愛知県犬山市で「Landschaft」というスペースを運営しながら活動されているようです。

合評会終了後は全員で起立して挨拶。7時間にも及ぶ長丁場、皆さんお疲れ様でした。
緊張しすぎて写真を撮るのを忘れていましたが、学生時代の恩師、中川貴司先生にもお会いできました。

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