時間泥棒

「これからはパソコンできない人って滅びると思います」
生意気そうな小学生が、見下し目線で偉そうに言うCOMPAQ社のTVCMが昔あったな(当のCOMPAQ社の方が滅んで?なくなってしまったが)。
自分自身はパソコンにも詳しい方ではないし、できないところで滅びるとも思わないが、ここのところパソコンに向かっている時間がずいぶん長くなった。
とはいっても、あいかわらずデジカメもほとんど使わないし、高度な画像処理などはてんで必要なく、その多くは雑務である。
それでは果たして、こんなに多くの時間をモニターを見ながら過ごす必要があるのか?と、ふと思う。
小学生のとき読んだミヒャエル・エンデの童話「モモ」によると、今の文明は時間泥棒だ。
第三次戦争ほすでに始まっている。時間を奪い合う戦争が。

いっそのこと、このパソコンを廃棄してしまえば、数時間の自由な時間がうまれるのだろう。
その時間で撮影に暗室作業に植物の水やり。友達呼んで手料理ふるまうってのもいいな。
そんなことを考えながらも自宅のパソコンに向かって、ブログの記事をこうして書いているジレンマ。

少々愚痴っぽくなってしまいましたが、ホームページに新作アップしました。先月におこなった写真展「ariphoto2007 vol.1」より10枚。ちょっとだけレイアウト変更して、flash playerも使えるようにしました。
いつのまにか、パソコンがないと立ち行かない生き方になってしまったようなので、せめてスペックとスキルを上げて作業効率をよくしていこうか。

とてもやさしいひと。

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