信号待ち。
「なんッスかソレ、すンッげーーかッけー!ちょーーーレアじゃないッすか?」
僕のローライを指差してキャッチの兄ちゃんが言った。
「ありがとう」ひとこと残して立ち去る。振り返るとキャッチの兄ちゃんはニヤリと笑っていた。
首を傾げて歩いていると、突然背後から5〜6台のパトカーがけたたましいサイレンと共に走ってくる。
たまたま(靖国通りの)車道を歩いていた僕の横に急停車。「なんだ!まだなんもしてねえぞ」
扉を開けて飛び出した警察官が猛然と走りだす。僕も後を追って走る。
結局、人だかりだけでなぁーんもなかったわ。
そのまま歩いてコマ劇前へ。
広場で女の子を捕まえてみたいと思ったんだ。
勇気を出して、えいやっ!と捕まえ、よく見てみればそれはハトだった。
ハト。
あたたかで、とても天気のいい、フィクションみたいな一日だった。
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はじめまして。echoizmと申します。兒嶌さんのところからHPに入り、このブログへ参りました。
HPでの作品とても素晴らしく、勉強させていただきました。
これからも拝見させていただこうと思います。
リンクさせていただいてよろしいでしょうか?
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echo2izmさま コメントいただきましてありがとうございます。リンクも大歓迎です。たまにでも覗いていただければ幸いです。