Lianzhou Photography Museum:
今回で13回目の開催となる連州国際撮影年展ですが、今年の目玉となるのはやはり連州撮影博物館/Lianzhou Photography Museumのグランドオープンだろう。中国の中心都市などと比べるとまだまだ発展途上のこの街だが、この美術館を中心として写真文化が発展してゆくのだと予感させる。数件ではあるが美術館の近隣にはこの街の他の商店とは違った趣のアートショップなどが建ち始めているし、若い世代での写真やアートへの関心も高まってきていると感じるからだ。そのような文化的転機にもなるようなオープニングセレモニーに参加できたことを嬉しく思います。
国内外から関係者やプレスを招いてのオープ二ングセレモニー。政府要人なども列席しています。
周辺の建物とは似つかわしくないモダンな建築。しかしこれから数年のうちに街中の景観も一変し、違和感もなくなってゆくのだろう。
Albert Watson (USA) “The Two Faces of Janus”
中国人作家の作品ではパノラマ写真が多く見受けられた。国土が広く、人口も多いからだろうか?
まだまだ蔵書は少ないが Libraryもあります。
夜にはスライドショーと、作品に合わせた即興演奏の催しが行われた。会場から離れた場所でも会話が出来ないぐらいの爆音での演奏。近隣から苦情などが出ないのか心配してしまう。そして、この街のおおらかさを感じます。
屋外イベントスペースの様子。雨が降っても屋根があるので安心です。
レセプションパーティーは深夜まで開催されました。