「作品制作と縁の起り -処女写真集『心臓』出版までの経緯について-」終了しました

TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP 公開講座 vol.3「作品制作と縁の起り -処女写真集『心臓』出版までの経緯について- 写真家 川口翼」終了しました。参加いただきました皆様、誠にありがとうございます。
今回の対談のタイトルを「縁の起り」としたのは、川口翼さん(以下-翼くん-)が人との縁をとても大切にしてきた人だと思うから。もちろん「縁起」というものは、受け身になって待っているだけでは発生しない。翼くんはいつも緊張しながらも積極的に、たとえ目上の人に対しても臆することなく、なおかつ礼儀は忘れずに、自ら求めて縁を起こしていたように感じます。その積み重ねが人と人を繋げ、作品を世に出していく過程で大いに役に立ったと思う。そして人との縁を大切にしてきた翼くんは、結果として人からも大切にされる。今回の対談に参加してくれたお客さんの顔ぶれからも、その事がよくわかりました。
昨今の「写真賞」についてのトークの下りでは、多少下世話な話にもなりましたが、参加していただいた若い写真家志望者には参考になることもあったのではないかと自負しています。僕自身も翼くんとの対話の中で、いくつもの発見がありました。また対談終了後の質疑応答においても活発に意見が出て、今回の対談の参加者同士で生まれた縁が、より大きなムーブメントへと発展してゆくことを予感させる一夜でした。

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