TOTEM POLE PHOTO WORKSHOPでは公開講座として7月13日(土)19時30分〜、韓国出身で日本を中心に活動する写真家 梁丞佑(Yang Seungwoo)さんをさんをゲストに招いて特別公開講座を開催します。当講座はワークショップ受講生以外の方も聴講になれます。
梁丞佑さんは1996年に留学生として来日し、様々な職を経験しながら、その中で関わった市井の人々を力強いスナップショットで記録してきました。そして写真集『新宿迷子』にて、新宿・歌舞伎町の街を居場所とする人々をモノクロームスナップショットで、外国籍の写真家としては初となる土門拳賞を受賞。その後も国際的に活躍の場を広げています。また、今年9月には地元である韓国の若者を撮影した新作写真集『辛朝鮮』をZEN FOTO GALLERYより出版予定。
20数年の活動の中から生み出された数多くの作品達。その中から厳選した作品を紹介し、制作秘話や独自の撮影スタイルなどについてお話いただきます。この機会にぜひご参加ください。
今回のワークショップ公開講座ゲストのヤンさんが『新宿迷子』で第三十六回土門拳賞を受賞した2017年、私も『Tokyo Circulation』で第26回林忠彦賞を受賞した。同時代に同じ場所、新宿を撮影していたという事もあり、二人でトークイベントに参加する事もあった。また、共にZEN FOTO GALLERYで展覧会や出版を行っていたので、国内外のフォトフェアなどにも同ブースで参加した。パリでのフォトフェア出展時には同部屋で、一つのベッドをシェアしていたのも良い思い出です。(ヤンさんは朝方まで帰ってこない事が多かったですが…)
そのような縁もあり、今回のワークショップでゲスト参加を依頼したのでした。
実は以前から参加依頼をしていたのですが、ヤンさんが新作撮影の為に、度々韓国に帰国していてなかなかスケジュールが合わなかったのです。それが今回ようやく実現しました。久しぶりのヤンさんとの刺激的なトーク、私自身も楽しみにしています。この機会、お見逃しなく!
TOTEM POLE PHOTO WORKSHOP 公開講座 vol.5
「生き様としての写真、全身写真家 梁丞佑の数奇な人生」2024年7月13日(土)19時30分〜21時00分
会場:TOTEM POLE PHOTO GALLERY 費用:2,000円(当日受付にてお支払いください) 定員:10名
定員に達したため受付を終了させていただきました。