Taipei Art Book Fair 2024_2

Book Fair: Day-1
Taipei Art Book Fairの正式名称は「草率季 Taipei Art Book Fair」と言います。5年前の同イベントにも私のゼミ生たちが参加していたので、その規模や会場の雰囲気などは学生たちから聞いていた。(当時は私がドイツでの展示があり、彼等と同行することは叶わなかった)また過去のアーカイブ画像などを見ても、Tokyo Art Book Fairなどの他のブックフェアと比べて、かなりラフでカジュアルなイベントだという印象がある。それで、改めて『草率季』という中国語の意味を調べてみる。

【草率 cǎo shuài】とは【いい加減である・ぞんざいである・粗雑である】

なるほど、納得。このネーミングといい、会場のラフな雰囲気といい、学生たちのブックフェアデビュー戦としては相応しいイベントだと思った。

フェアは午後から開始なので、皆で朝食をしっかり摂って長期戦に備えます。(フェア終了時間は21時)

午前中にブース設営。事前に予想していたよりもブース内や通路が狭かったので、飾りつけにも四苦八苦。

ブース背面壁には色校正紙や、学生たち制作のオリジナルTシャツなどをレイアウト。

環境に配慮してか、予算的な問題か、什器もラフな仕様。テーブルや背面壁は段ボール製、テーブルの脚は卵のパックです。

2年生のブース名は「405A」このネーミングは、ゼミを開催している教室名をそのまま使用している。有元の写真集も販売しています。

1年生は A・B・C の3チームで参加したのだが、Aチームは全7名中の6名が諸般の事情で不参加!? 結果、風間くん一人によるオペレーションとなってしまった…。ブース名は「1ost memo

テーブルに本が少ないと寂しく感じるので、急遽本山周平先生の「日本」やSTAIRS PRESSの本を仕入れて並べました。

打って変わって、Bチームは6名全員で参加。小さいサイズの手製本のZINEが上手くディスプレイされている。ブース名は「W3NZL

Cチームはこの3名での参加。A4サイズで統一されたZINEが整然と並んでいる。ブース名は「MAMMOTH REALM

このチームは通常より広いブースで申し込んでいたので余裕を持ったレイアウトができた、またチームワークや接客も良かったと思う。

シンくんは明るく人懐こい性格で、色んな人に積極的に話しかけて友達をたくさん作っていました。

累了 明天見。(疲れた また明日)との書き置きを残して初日終了前に帰ってしまったブースも。こんなとことも『草率』です。

ブックフェア初日は平日ということもあり、人の入りはほどほど。それでも初めて参加の学生たちは楽しみながらも疲れた様子でした。

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