Bautzen, Germany 2019_2

Reception:
会場である “Museum Bautzen” の150周年記念となる今回の企画展、レセプションにはザクセン州首相、同州芸術科学大臣、美術館協会長、バウツェン市長などが参列し、それぞれスピーチをくださいました。
“Am Rand der Gesellschaft.(和訳:社会の片隅で)” と題された今回の展示、エルンスト・バルラハ(Ernst Barlach)、ラインハルト・スプリンガー(Reinhard Springer)、そして私の3人による、路上生活者や難民をテーマにした彫刻・エッチング・写真の作品が隣り合い、また向かい合って展示されています。各人のスピーチもその展示内容に伴って、美術館における社会的問題提起の必要性を含んだものでした。
市民劇場でのスピーチとコンサートが終了したのちに美術館に移動、中庭に仮設されたレストランで食事とワインやビールが振舞われ、さらに美術館内でもコンサートが行われました。その他にも関連イベントとして町の中心にある聖ペテロ大聖堂でのコンサートを含め、三日間で9回ものコンサートが開かれた。このことから、ドイツ人の音楽を愛する国民性が見て取れます。

プレイベントとして行われた大聖堂内でのコンサート、マンドリンと声楽のデュオ。

Volkstheater(市民劇場)でのオープニングイベント、バウツェン市長のAlexander Ahrens氏によるスピーチ。

美術館内での演奏、ピアノ、チェロ、バイオリンのトリオ。

美術館の中庭に仮設されたレストラン、ビールと食事を楽しみました。

軍隊仕様のケータリングマシーン、お米のスープ的な何かを頂きました。

内覧会の様子、件のザクセン州芸術科学大臣が熱心に質問してくださいました。

一緒に展示したドレスデン出身のアーティストReinhard Springer氏、左が氏のエッチング作品、右が私の作品。

大きく引き伸ばした私の作品の前で。左側の人物が今回の展覧会の企画者で私の作品を選定してくれた美術館ディレクターのJürgen Vollbrecht博士、そして右側が氏のご子息のLucas君。日本に留学経験もある彼、驚くほど流暢な日本語でレセプション時の通訳をしてくれました。二人に感謝!!ちなみに一番左に座っているのは展示作品です。

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